大腸ポリープを全て切除していくことによって大腸癌での死亡率が半減します

最終更新: 7月20日

 JDDW 2019という年に1回開催される消化器内視鏡関連で最も大きな学会に参加して参りました。その中で良く引用されていた論文で興味深いものがありましたのでご紹介いたします。The New England Journal of Medicine(世界で最も権威ある雑誌)に投稿されたものです。全米のポリープ研究で内視鏡で大腸ポリープを切除することにより大腸癌による死亡率が半減したというものです。つまり大腸カメラでポリープを切除することによって、大腸癌の死亡リスクを半減できるということです。ご興味のある方は日本語の要約がありますのでご覧ください。https://www.nejm.jp/abstract/vol366.p687

 大腸カメラは決して楽な検査ではありませんが、便通異常のある方や便潜血陽性の方は大腸カメラを受けるようにしましょう。ただ、ポリープは症状がでないことの方が多いので全く症状のない方でも40歳以上の方は、人間ドックなどをうまく利用して一度大腸カメラを受けることをお勧めします。


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